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外壁、塗装工事

外壁材、補修工事

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工事内容

外壁

塗装工事

住所

東京都八王子市長房町

M様邸

施工期間

20日間

御施主様から、「外壁の木部(破風板および鼻隠板等)につきまして、

塗膜の劣化が目立つ様になったので外壁塗装工事を行って欲しい。」という御要望を承りました。

全体の塗装面積に対しまして、木部の塗装面積が比較的、広範囲の場合は木部の下地調整作業(研磨作業等)を要します関係上、工事費が割高になる傾向が御座います。

破風板および鼻隠板等の木部は、年数の経過と共に塗膜の剥離が目で見て確認出来ます。

特に木部の場合ですと、塗膜が劣化する事で“ささくれ”に似た状態になりますので、

新規の合板を重ね合わせる事で作業性の改善を図っております。

塗装工事前、外壁表面に高圧洗浄を施しました。

塗料が埃やチョーキングの粉に付着してしまいますと、外壁表面に対し十分な接着がなされず早期剥離の原因になります。

塗料本来の性能を十分に発揮させる上でも、高圧洗浄作業は入念に行う必要があります。

モルタル外壁に最適な下塗材と致しまして、「パーフェクトフィラー」を提案させて頂きました。

シーラーとフィラーの機能を兼ね備えており、クラック(亀裂)に対する追従能力にも優れております。

 

メーカー:日本ペイント株式会社

塗料成分:一液水性反応硬化形 微弾性ソフトフィラー

塗料名称:パーフェクトフィラー

希釈率:水道水 3~8% ※ウールローラー使用時

下塗材を塗装後、仕上塗料を2回、ローラー塗装致しました。

仕上塗料は、「1液ファインシリコンセラUV」を御提案致しました。

セラミック系樹脂を使用した塗料であり、緻密で強力に結合した分子構造の働きで外壁材の劣化を最小限に抑制する効果を期待出来ます。

 

メーカー:日本ペイント株式会社

塗料成分:1液反応硬化型セラミック変成シリコン樹脂塗料

塗料名称:1液ファインシリコンセラUV 艶有り

希釈率:水道水 3~8%(1回目)、8~13%(2回目)

色票番号:JN-93 日本塗料工業会発行 2017年J版

外壁材のモルタルと木部の塗装箇所は、アクセント効果を高める為、

それぞれ異なる色番と塗料を使用しております。

使用致します塗料により、耐用年数が異なりますが、一般的に外壁塗装の耐用年数が“10年”と致しますと、

木部につきましては“5年前後”の耐用年数となりますので、使用致します塗料の選定には細心の注意を要します。

 

メーカー:日本ペイント株式会社

塗料成分:ターペン可溶2液形ポリウレタン樹脂塗料

塗料名称:ファインウレタン U100 艶有り

希釈率:塗料用シンナーA 5~10%

色票番号:S23-255

本屋根および下屋根の軒天井は、日本ペイント製の「水性ケンエース」を使用致しました。

おそらく軒天井の建材が合板やケイカル板の場合は、最も使用頻度の高い商品だと思われます。

内装建材の塗装にも使用される事が多く、藻や黴の発生を抑制する事で美観を維持する効果を発揮致します。

 

メーカー:日本ペイント株式会社

塗料成分:水性反応硬化形エマルション塗料

塗料名称:水性ケンエース 艶消し塗料

希釈率:水道水  2~8%

色票番号:N-90 日本塗料工業会発行 2017年J版

工事番号:20190109  

外壁塗装工事の完了写真を添付致しました。

前述致しました通り、M様邸につきましては破風板や鼻隠板等の木部の劣化が顕著に見られましたが、

外壁塗装を施したことで見違えました。

外壁材と木部の使用塗料を異なるカラーリングにする事で、アクセント効果も生まれます。